MC110との互換性

主な変更点

2020年4月6日


μDDモータドライバMC-200シリーズは、従来のMC-110シリーズから性能アップを果たすと共に、より使いやすく、より高機能となりました。

MC200taihi10.png


従来との変更点としては、下記7点になります。
対比表はページ下部に表示致します。

① 筐体外形の変更(取付はMC-110-4810共通)

② 質量の変更(+20~70g増)

③ CN4コネクタの変更(お客様にてご用意頂きます。)

④ 制御方式(トルク制御⇒電流制御)及び、外部アナログ指令入力値の変更(0V±5Vへ)

⑤ パラメータ・制御ゲインの変更

⑥ MC-110-2406の互換製品は無し(小型要望のお客様はMC-200Cへ)

⑦ PWM周波数の変更 (20kHzから50kHzへ)

 

 


① 筐体外形の変更

    下記図ご参照ください。


MC200taihi9.png


② 質量の変更(+30~70g増)

  より放熱性を高めるために筐体金属部分を大きくしました。

③ CN4コネクタの変更(お客様にてご用意頂きます。)

  従来品はコネクタは付属し、お客様にて配線もしくは、
  オプション「CN4ケーブルMC-110」のご購入をして頂いておりましたが、
  コネクタからお客様にてご用意頂く形となりました。

    対応コネクタは3M社製の「10136-3000PE」となり、
    大手インターネットショップにてコネクタケーブルも入手可能です。

  ピンアサインの大きな変更はございません。
  変更部分を下記表に示します。

MC200taihi8.png

④ 制御方式及び、外部アナログ指令入力値の変更

  トルク制御から電流制御に変更となっております。
 
    トルク制御:トルクのリミットを制限  (無負荷時電流小)

    電流制御: どのような状況でも指令の電流値を実行。

  また、上記制御で使用する外部アナログ入力値は
  5V基準の±5Vとなっておりましたが、0V基準の±5V入力となりました。

⑤ パラメータ・制御ゲインの変更

  制御性向上の為、従来との互換性はございません。
  MC-110にて専用アプリ「MTLParam1.1.10」をご使用の方は、
    HPより「MTLParam2.1~」をインストールください。インストールはこちらから

       MC-110 : MTLParam1.0.0 以降対応 (最新版:MTLParam 2.1)
         Firm Ver.1.00 ~ (最新版:Ver.2.14)
       MC-200 : MTLParam 2.0 以降対応 (最新版:MTLParam 2.1)
         Firm Ver.3.00.00 ~ (最新版:Ver.3.00.02)

 

  切替ご検討の方は設定や調整をサポート致しますので、弊社営業部までご相談ください。

⑥ MC-110-2406の互換製品につきまして

  ご愛顧頂いておりました、小型ドライバ「MC-110-2406」の互換製品は無く、生産中止となります。

  今後は、さらに小型を実現したドライバ「MC-200C-6018」を推奨させて頂きます。

  詳細はこちらのページをご覧頂き、お問い合わせください。

  製品サンプルやデモ受付中です。

⑦ PWM周波数の変更

  20kHzから50kHzへ変更されております。

 


お客様に対して、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、
今後ともご愛顧頂きますよう、お願い申し上げます。



対比表

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