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細胞培養操作向け遠隔操作システム(マスタースレーブ)

ピペット操作の感覚を無線遠隔操作可能に



ユーザ:大成建設 株式会社様

プレリリース情報:https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2019/190702_4666.html


研究所、医薬品製造工場での生産性向上に貢献



■以下大成建設株式会社ホームページより抜粋

微妙な動きや加減速が必要な動作など直感的な操作を行う作業工程のうち、主に細胞培養の工程で行われるピペットを用いた液体の吸引や吐出などの細かな作業を容易に遠隔から操作するシステムのプロトタイプを開発しました。

①本システムで使用するロボットは、操作側、遠隔側共に「人協働ロボット」を採用し、細胞培養に適した安全で安定した操作が可能です。

②ロボットが操作するピペット本体の駆動部に小型高精度サーボモータを採用することで、操作側から遠隔側のロボットにピペットの微妙な動きを正確に伝え、あたかもその場で作業するかのような操作が可能です。

③ロボット操作時の取得データ(ロボット挙動、ピペット動作、映像等)を保存することができるため、ピペットを用いた詳細な動作が細胞に与える影響を分析することが可能となります。

採用モータ

  型名 製品名 備考
1

MDS-2018-36KE 2台

超小型ダイレクトドライブモータ

外径φ21mm、

144,000C/R、ピークトルク130mNm


第21回インターフェックスWEEK 大成建設株式会社ブースにて 



μDDモータを使用することにより、
  ① 小型軽量化が可能です。
  ② ギアレスですのでモータの電流値、エンコーダ値を高精度に検出可能です。
  ③ バックドライバビリティに優れておりますので、操作間を損ないません。

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