μDDモータユーザの「トルクが少々足りない」という声にお応えします。
中空軸 |
μDDモータの主な特徴である中空軸をそのままご使用頂けます。 |
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低減速 |
バックドライバビリティを重要視した減速比です。 μDDモータが高トルクなので実用可能です。 1:3と1:9の2種類用意しております。 |
小型 |
モータシャフトをピニオン化し、L長を抑えました。 |
なぜ低減速なのか?
バックドライバビリティ
DDモータを使用する大きなメリットの一つです。減速比が高ければ高いほど悪くなり、負荷側の状態をフィードバックしづらくなります。低減速にすることで、広範囲(特に微小なトルク状態)のフィードバックが可能です。
バックドライバビリティとは?
低慣性
摩擦や効率は、加工精度や減速方式により改善可能ですが、慣性モーメントは必ず作用します。モータの追従性や加減速に大きく影響するので、俊敏性が損なわれた駆動となります。低減速にすることで、衝撃吸収や触覚フィードバックなど、応答性に優れたモータ制御が可能です。
高速で衝撃吸収制御を行う
ロボットハンド「マグリンケージ」
市場に無い
「μDDモータに合うギヤは無いか?」というお問い合わせが多くなりました。小型のギヤは市場に多く存在しますが、『低減速比』が無いのです。それは、モータに取り付けるギヤの付加価値は、高減速比と低バックラッシだったからです。
市場に無い、ニッチな仕様のμDDモータにマッチするギヤもニッチでした。
左記のような特性を重視している為、バックラッシが約1arc-min(0.017°)ございます。精密位置決め用途には不向きなのでご注意ください。
低減速ギヤを使用したロボット
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担当:青柳
Mail:aoyagi@mtl.co.jp
日本ロボット学会誌
ロボットとアクチュエータのバックドライバビリティ(岡山大学 鈴森康一氏)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj/31/6/31_31_548/_pdf